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7月, 2025の投稿を表示しています

『永久のユウグレ』というアニメが気になる

  『ヴァージンパンク』というアニメ映画の情報を得るためにX(旧:Twitter)でアニメ情報のポストを見てばかりいるとおすすめに出てくるポストで気になるアニメを見かけた。 2025年10月から放送予定の『永久のユウグレ』というアニメだ。 ↓公式HP TVアニメ『永久のユウグレ』 あらすじを簡単にまとめると、200年のコールドスリープから目覚めた男子高校生が最愛の女性にそっくりなアンドロイドに求婚されつつ一緒に旅をする話だ。 結婚とは違う新しい制度"エルシー"、国が廃れた世界で人々を管理する統一機構"OWEL"とあまり内容は明かされていないが近未来感がある設定にSF好きとして惹かれた。アンドロイドのユウグレがキレキレのアクションをするのか、求婚する行動はどういったプログラムによるものなのか、アンドロイドと人間と恋物語がどう描かれていくのか楽しみだ。 自分はオリジナルアニメはストーリーが滅茶苦茶になるという偏見があるので(今でも『メタリックルージュ』を引きずっている)大抵は評判を聞いて様子見するのだが、今回はちゃんとリアタイしてみるつもりだ。と言っても放送までまだ時間があるので、キャラクターデザイン担当のタヤマ碧さんが連載している『ガールクラッシュ』を購入して読みたいと思う。 それはそうと『ヴァージンパンク』の上映館もう少し増やしてくれませんか……映画の券とグッズ代と往復代で軽く10万ぐらいかかりそうだからもう円盤買う方が安く済みそうなんだよ……

しっかりとした本の感想が書きたい

  夏になると書店では夏休みの読書感想文のためのフェアが開催される。いつもは品揃えを見るぐらいで特に買わないのだが、置かれていた本についていた『きょうりゅうオーディション』のミニえにっきが可愛くて思わず衝動買いしてしまった。 せっかく読書感想文の書き方の本を買ったのだから、200文字程度で終わらせていた感想文を2000文字ぐらいかけるように頑張ってみようかなと思ったのである。 またできるだけポジティブな感想を書きたいので、『「好き」を言語化する技術』も買った。 ・『ドラえもんの国語おもしろ攻略 読書感想文が書ける』 小学生対象らしくゼロから読書感想文をかくための説明が漫画パートを挟みつつのび太とドラえもんを通じて面白く伝わってくる。フニャコフニャ夫という原作をちゃんと読んでないわからないキャラがでたり、映画ののび太はなぜ活躍するの?というメタネタをぶっこんできたりドラえもんが好きなら読み物としても楽しめる。個人的にドラえもんが夏目漱石に出会ったことで書かれた『吾輩は猫であるがあいつは猫ではない』がタイトルだけでも面白そうなので『のび太の月面探査記』を書いた辻村深月さんに書いて欲しい。 ・『「好き」を言語化する技術』著:三宅香帆 想像の10倍ぐらい素晴らしい本だった。ただのハウツー本ではなく、「好き」の気持ちに追随する楽しさと苦しみに寄り添ってくれるバイブルだ。オタ活していると結構嫌な気分になる事が多いのでこういう「好き」を肯定してくれ、さらにその気持ちの表現の仕方を教えてくれるのでオタ活の心のよりどころになる。この本にもっと早く出会えればX(旧:Twitter)を辞めなかったのかもしれない。これからも何回も読んでいきたい本です。 『スマホ時代の哲学 失われた孤独をめぐる冒険』 あとなんとなく読んだ本に結構感銘を受けたので自分用の記録 ・『読まれる覚悟』著:桜庭一樹  直木賞作家による小説を書き続けるためにどう気持ちを保っていくかが書かれた新書。同じ作者の『名探偵の有害性』を最近購入したばかりだったので図書館で目に留まり借りた。これを読んでいると売れっ子作家は大変なんだなと同情してしまう。もし自分の住所が漏れて固定電話にいきなり「近所に引っ越したので家来てください!」って電話が来たら数日寝れなくなるわ……結構衝撃だったのは新人の書評で内容が誇張されたものや、人...

『SFマガジン2025年8月号』【読書感想】

  『SFマガジン』2025年8月号 雑誌コード:01975-08 刊行日:2025/06/25 ウィリアム・ギブスン特集という事で購入。 8月に『ニューロマンサー』の新版、また『カウント・ゼロ』、『モナリザ・オーヴァドライヴ』、『クローム襲撃』の新版も出版予定だそうだ。サイバーパンクの雰囲気が好きで意味はあんまり理解していない浅いファンな私でも嬉しい。  『ニューロマンサー』刊行40周年という事でウィリアム・ギブスンのインタビューや評論、エッセイが最初にあり、ありがたい事に『スプロール』3部作などのブックガイドや用語集も載っているので新版が刊行するまでいつでも取り出せる場所に置いておかなければ。 連載の感想は上手く書けないので読み切りの感想( ネタバレを含みます。 ) ・『カササギを絞め殺す』著:津久井五月 ある人物が人を絞め殺す短いシーンの後、地下駐車場の車の中で二人の男、浅見天馬と佐野典真が会話をする所から物語が始まる。この二人はカジノに行きギャンブルをするのだが、この行動があまりにも奇妙だ。二人で行動しているのに周りの人びとは一人しかいないように扱い、さらに浅見天馬は首を180度曲げてずっと佐野典真の方を向いているのだ。ここで浅見天馬が人間ではない事に気づくのだが、行動の主体がどう読んでも浅見天馬であり、奇妙な感じが残り続ける。その違和感の正体はギャンブルで仲良くなった多良一浩と浅見天馬(と佐野典真)の会話で判明する。この時代では模倣技術(ミミクリテック)というAI技術が普及している。これはAIによって最適な言葉と振る舞いを半透明なアバターが実演し、それを人間が模倣する事によって物事を円滑に進めるための技術だ。佐野典真は模倣技術で理想の人物、浅見天馬を作り出し、それを模倣して人とコミュニケーションをしている。この舞台設定を理解するのに少し時間がかかったが、飲み込めてしまえば後半はスイスイと読める(内容はかなり暗くて重いが)。描写が丁寧でバカラの絞り(スクイーズ)、金刺卓哉という三下悪役や佐野典真の心情など難しく考えなくてもエンタメとして軽く楽しめる。またねっとりと読んでみると模倣技術が人間を支配する前の段階という絶妙な雰囲気を感じられるのもいい。人によって意見が割れると思うが私は模倣技術が普及していくこの社会の未来に自己の消失が見えた。作中で模倣技術...