好きな本を布教したい時、感想をX(旧:Twitter)で呟くぐらいしかしていなかったがもっと何かできないかと考えた結果、本のPOPを作ってみようかと思いついた。
しかしかなり前に自分が作った本のPOPは無地の画用紙に色ペンで文字を書き、縁に色や模様を描いたぐらいだ。同じようなものを作ってもつまらないので何か面白い事がしたいなと「本 POP デザイン」で検索して調べていたらなぜか『デザインのひきだし』という本のシリーズが出てきた。書店で並んでいるのを見かけた時に奇抜な表紙が強烈で知ってはいたが、中身はどんなものか知らなかったのでどんな内容か調べてみた。主に印刷や製本について書かれており、手描きPOPを作るのには関係ないかなとスルーしようとしたが、面白い紙のサンプルがついていて色々と使えるというレビューを見て、本のPOPの用紙に使えるのではないかと思い、思い切って買ってみた。
『デザインのひきだし55』
発売日:2025年6月刊行
ISBN:9784766140187
いざ実物を見ると表紙の濡れ具合の表現がすごい。透明部分で水の立体感を表現するだけではなく、下地もちゃんと文字をにじませている所にこだわりを感じる。p.54からこの印刷についての詳しい解説が書かれているので読んでみたが、この透明な部分は「UVクリア厚盛」と言い、印刷をした協和プロセスが開発したインクによって曲げたり折ったりしてもひび割れないようになっているらしい。実際に丸めてみたがギリギリまで曲げてもひび割れるどころか巻き癖がつく事もない。絵本にこの印刷あったら子供の人気ページになりそう。他にも香料印刷やガラスフレーク印刷と面白い記事が沢山あり、読めば読むほど印刷を依頼したくなる。印刷するようなものが自分にはないけど。
中身を読み終わった後、早速POPの用紙に使えそうな紙を切り取ってみた。と言っても文字が書けそうな無地のものはp.130とp.131の間にある「エウダイモニア」のサンプル3枚ぐらいで他にも別添えで実物サンプルBOXがあったががっつり動物、文字、模様がありうまく使いこなせるアイデアがないので鑑賞用として保存しておく事にした。表紙のUVクリア厚盛は書いたPOPの上に貼るのに使えると思ったので切り取ったけど最近「雨」や「水」がテーマの小説読んでなにので使う予定は今の所ないかな……
2025年8月25日に発売する『ニューロマンサー〔新版〕』の表紙に合わせて写真の左から二番目の「クビト」を使って早速POPを作ってみる。荒廃したダークな色味がカッコいいピンクなので書き文字のインクはシンプルに黒にするつもりだが青もいいかもしれない。色々試してみる。
『デザインのひきだし』は毎年2月、6月、10月に発売するのでPOP作成のモチベがある限り購読していくつもりなので自分なりに頑張っていこうと思う。


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