私がミステリ、SF小説をよく読ませてもらっている早川書房の創立80周年イベント「ハヤカワまつり」に二日間参加してきた。
↓イベントポータルサイト
まずは展示物の感想から。
会場の3Fにエスカレーターで上がると80周年記念キャラクターのめくるふくんが出迎えてくれた。
めくるふくんの横に早川書房の80年の歴史がパネルでまとめられており。さらに進むとガラス張りのショーケースの中にトロフィー、サインカードや『悲劇喜劇』の創刊号などが飾られていた。ガラス張りなので写真を撮るのが下手くそな自分が撮ると、どうしても顔やものが映り込んでしまうので一番上手にとれた写真だけ記念に残しておく。次に参加したトークイベントなどの感想
・クリスティー検定
イベント時間は30分、物販コーナー横で行われた。アガサ・クリスティーに関する問題が10問あり、それを10分で答えました。ポアロに関する簡単な問題や、サブキャラに関する難しめのものと難易度のバランスが良かった印象。無事満点をとり、プラチナ認定書をもらう事ができましたが、正直ポーク巡査の事は『書斎の死体』の作品名がなかったら思い出せなかったのでちょっとぎりぎり。100周年には100問ぐらい作ってパーカー・パインを出して欲しい。検定料は1万円まで払う。
〈ハヤカワ・ミステリ〉シリーズの装幀を手掛ける水戸部功さんと〈新☆ハヤカワSFシリーズ〉の装幀を手掛ける川名潤さんの対談。本選びの基準にカバーのかっこよさが入っている自分としてはかっこいいカバーを沢山生み出している二人の話を是非聞いてみたく参加した。主に早川書房の装丁の特徴について色々語っていただき、昔の本に書いてあった文とか今でも変わらない謎のこだわりとか聞けて楽しめた。個人的に最近発売された『ニューロマンサー〔新版〕』のカバーができるまでの過程とルビのふり方の謎が聞けたのが一番うれしかった。
・ハヤカワ新人賞出身作家対談! 小川哲×逢坂冬馬
どちらも海外文学を思わせるような海外の描写が上手い作家なので、その実力の秘密と今度出版される小川哲さんの『火星の女王』の情報が知れるのではないかと期待して参加した。対談の内容は「なぜ早川書房の文学賞に応募したのか?」、「出世作を書き上げた時の感覚は?」などそれぞれの作家人生についての話が中心。結構答えが違って面白かった。途中でそれぞれの最新作を読んだ感想を聞けたのだが、『ブレイクショットの軌跡』の小川哲さんの感想には「わかる……」と思わず同意してしまったし、『火星の女王』の逢坂冬馬さんの感想の「今までとは違った読み応え」の言葉に期待値がさらに上がった。本のネタバレに配慮されていたので片方だけのファンでも楽しめる対談だ。今後ミステリマガジンかSFマガジンに収録されたりしないかな……
とかなり遠出で交通費と宿泊費がかかったがそれに見合う豪華さで充分に楽しめたイベントだった。90周年と100周年にもこのようなイベントを開催して欲しい。
最後に物販で購入したケン・リュウさんのサインカード付『紙の動物園』とサイン色紙の写真で終わりにする。
・おまけ
会場で告知チラシをもらい知ったのだが、大垣書店麻布台ヒルズ店にて「フィリップ・K・ディック展」が開催される。
2025年10月開催「フィリップ・K・ディック展」— HAYAKAWA FACTORY新作グッズも先行販売!
また、X(旧:Twitter)の告知ポストによると同期間にスピンオフ展・FUTURE PRIMITIVE POPUP展が東京ミッドタウン日比谷で行われるそうだ。
会場限定販売の「Tシャツ アンドロイドは電気羊の夢を見るか? ゴールド/バックプリント」が欲しい。しかし来月はポケモンとワンス・アポン・ア・塊魂がある以上金に余裕がない。気合でどうにかできないものか。




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